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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ お館様 冥王獣 凶羅 剛羅 大妖怪 大獄丸 妖怪 妖霊大聖 宝仙鬼(先代) 岳山人 朴仙翁 死神鬼 殺生丸 犬夜叉の父 獣羅 用語 称号 竜骨精 鉄鶏 龍羅 【概要】 大妖怪(だいようかい)とは、数多の妖怪の中でも特に強力かつ有名な妖怪の総称である。ワイド版巻末の犬夜叉概論では、大妖(たいよう)とも記述されている。大妖怪の中でもとりわけ有力とされるのが犬夜叉の父と竜骨精であり、彼らは互いに勢力争いを行う宿敵の関係にあった。大妖怪と呼ばれる明確な基準は作中では明らかにされておらず、作者はその定義を「強くて有名な妖怪」としている。作中では、宿り蛹の大量発生の際に、弥勒が「大妖怪の死骸」に言及している事から、基本的に巨体である事が多い様子である。また、作中では「齢を重ねた大妖怪」という表現が幾度も用いられており、年齢も大妖怪の基準となる可能性がある。 総じて並大抵の妖怪を凌駕する実力を誇り、人間の力では相手取れない存在として描かれる。殆どが世間的に一目置かれていたり、妖怪として特殊な能力を持っていたりと、一般的な妖怪とは隔絶した力と知恵を持っている。無敗のまま現在に到っている者が多く、基本的に自らを最強と考え憚らない者が少なくない。ゆえに、四魂の玉や四魂のかけらに興味を示さないのも、大妖怪の特徴とされる。一方で同じ理由から戦闘に際しては基本的に油断していたり、自らを上回る力の前には即応できない事が多い。彼らは極めて気位が高く、人間や半妖を卑下する傾向があり、同族以外の妖怪に対しても簡単には心を開かなかった。本編で登場する妖怪の内、作者が意識して登場させたと明言しているのは、殺生丸、朴仙翁、竜骨精、大獄丸、鉄鶏、宝仙鬼、岳山人、冥王獣、妖霊大聖、死神鬼の十体。また、犬夜叉の父は作中で大妖怪と明言されている。 【アニメ】 『犬夜叉 TVアニメ』アニメシリーズでは、アニメオリジナルストーリーの条件の一つである「本筋のストーリーに絡まない」を満たすため、犬夜叉の父の世代にあたる大妖怪が敵キャラクターとして使われる事が多い。この作品では、アニメオリジナルキャラクターであるお館様が大妖怪とされている。彼は、200年前に犬夜叉の父に敗れミイラ化し、無力化されていたという設定である。四魂の玉に興味を持たないとされる大妖怪の中で、四魂のかけらの力に頼った唯一の妖怪である。 『犬夜叉 劇場版』大妖怪と設定されているキャラクターが多数登場する。劇場版に登場する大妖怪は、飛妖蛾、瑪瑙丸、龍羅、凶羅、獣羅、剛羅の6名。全員が犬夜叉の父と敵対していた妖怪である。なお、一作目「時代を越える想い」において冥加が「犬夜叉様が父君のような大妖怪になられてから」という台詞があり、半妖もやがては大妖怪に到る可能性がある解釈が成されている。 『半妖の夜叉姫』オリジナルキャラクターである麒麟丸、是露、妖霊蝶が大妖怪と設定されている。麒麟丸は犬夜叉の父と並ぶ大妖怪であると言われており、麒麟丸の姉である是露も200年前に妖力を失うまでは大妖怪に名を連ねていた。妖霊蝶は全ての大妖怪の頂点に立つ最強の妖怪とされている。やられ役ではあったが、冥王獣も大妖怪と紹介されている。 コメント 名前 コメント
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宮島 日本三景"安芸の宮島"。海上の神殿・厳島神社は世界遺産に選ばれた 物件駅 登場作:桃太郎電鉄12西日本編、桃太郎電鉄20周年 桃太郎電鉄20周年 元ネタガイド アクセス:宮島口桟橋から宮島航路で約10分 最寄り駅:宮島口駅(JR山陽本線)・広電宮島口駅(広島電鉄宮島線)
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『内閣総理大臣 剣桃太郎!!』 作者・大魔女グランディーヌ 106 リヨン市・ICPO本部長官室*** 金田正太郎長官、ユニコーン機関の“静かなる”中条静夫長官と Gショッカーハンター(旧デストロンハンター)の佐久間ケン本部長の 報告を聞いている。 金田長官「フム……地球教の手は思った以上に連邦内に 食い込んでいるようだな……」 佐久間本部長「特に日本にいるヒーローたちへの締め付けが一段と 厳しいようです。このままでは……世界はGショッカーと 地球教――いえ、ロゴスの陣地争いの場と化してしまいます」 中条長官「そうなれば、第三次世界大戦──いや、宇宙大戦の 引き金にもなりかねないでしょうな」 金田長官、椅子から立ち上がると窓から眼下を見下ろす。 金田「多くのヒーローたちが護り、築いて来た地球の……宇宙の平和を…… 一部の連中のエゴで崩壊させるわけにはいかない。ましてや地球に、 宇宙の侵略者の汚名を着せることは阻止せねば……。政府や軍が頼りに ならなければ、我々警察が人々を護る盾になるまでだよ」 佐久間「……。春麗捜査官はMI6や神月財閥、バーキン捜査官は 仮面ライダーたちと常時連絡をとってくれています。荒井捜査官も 日本にいる各科学者の方々に協力依頼を」 中条「ユニコーン機関のエキスパートたちもロンド・ベル隊と 合流して、地球教摘発の準備を進めております。これで 銭形幸一警部が協力してくれれば鬼に金棒なのですが……」 佐久間「難しいでしょうね。彼はアルセーヌ・ルパン三世一味の 逮捕に専心していますから」 金田「……場合によっては、彼らの力を借りることになるかも……な」 中条「金田長官……いくらマモーやカリオストロ伯爵、世界の影で暗躍していた 巨悪を倒した連中だからといって、今のご発言は少々不謹慎では……」 金田「フフフ、冗談だよ。引き続き、各捜査官にはヒーローたちとの 連絡を密にするよう言っておいてくれたまえ。それから、後で私から 剣首相にもお礼の電話を入れておこう」 中条と佐久間が退出した後、長官席に戻ってスイッチを押す金田長官。 机上の隠し扉が開き、中から一基のコントローラーが出てくる。 金田「……近いうちに、またお前の力を借りるかも知れないな、鉄人……!!」 107 一方その頃、日本では…。 地球連邦軍極東支部・伊豆基地*** コノミ「お願いです! 通してください!」 マリナ「私たちは元GUYS JAPANの隊員よ」 警備兵「だめだだめだ! 例え以前はCREW GUYSの隊員であったとしても、 今は一介の民間人に過ぎない人間を通す訳にはいかん!」 二人の若い女性が、 基地の正面入り口前で警備兵と押し問答をしている。 一人はロングストレートヘア、 もう一人はショートヘアに眼鏡をかけていた。 かつてヒビノ・ミライ=ウルトラマンメビウスと共に エンペラ星人四天王配下の異星人軍団と戦った CREW GUYS JAPANの隊員の二人、 カザマ・マリナとアマガイ・コノミである。 トリヤマ「なんだ、何事だ騒々しい!?」 警備兵「ハッ! これはトリヤマ補佐官」 正面ゲートの騒がしい雰囲気に気がついた 初老の高級幹部らしき人物が秘書を引き連れて 様子を身にやってきた。 トリヤマ「むっ!? 君たちは!!」 マリナ「――アッ! トリピ……じゃなかった。 トリヤマ補佐官!」 コノミ「よかった…」 かつての上官と偶然再会し、 「これで話は早い」と、ほっと胸を撫で下ろす マリナとコノミだったが…。 トリヤマ「君たち、こんなところにわざわざ何しに来たんだね?」 マリナ「どうしたもこうしたもありません! 隊長…じゃなくてサコミズ総監が逮捕されたって 本当なんですか!!」 コノミ「私たち、心配になってフェニックスネストに行ったんです。 そしたらリュウさんにもミサキさんにも会えないまま 門前払いにされて……」 マリナ「だからここの基地の三輪とかいう長官さんに 会いに来たってわけ! 中に入れてください」 トリヤマ「だめだ! 帰りなさい」 マル「そうだそうだ。ここは君たちのような 民間人如きの来るようなところじゃないんだ!」 かつての戦友であったトリヤマ補佐官とマル補佐官秘書の 思わぬ冷たい態度に困惑するマリナとコノミ。 コノミ「そんな…どうしてですか!?」 マル「もう民間人である君たちには関係ないことだ!」 マリナ「あなた達はサコミズさんが逮捕されたっていうのに 何とも思わないの!?」 トリヤマ「別に思わんね。連邦極東方面軍の再編成は すでに決定事項でもある。もはやこれは逆立ちしても覆らんのだ。 悪い事は言わないからさっさと帰りなさい」 マリナ「……呆れた。そんなに自分の退職金が大事な訳?」 トリヤマ「――なっ!?」 マル「君、補佐官に対して無礼だぞ!」 マリナ「帰りましょうコノミちゃん。もうこれ以上ここにいても 時間の無駄だわ」 憤慨したマリナはくるっと向きを変えて 帰り道の方向へと歩き出した。 コノミ「あっ、待ってください! マリナさ~ん!」 108 東京・永田町・国会議事堂*** ――衆議院本会議である。 議長「では本法案に賛成される方、ご起立願います!」 一部野党議員を除く大半の議員が一斉に起立する……。 議長「賛成多数! よって麻薬及び覚醒剤取締強化法案は 本国会を通過致しました!」 国会内で拍手が沸き起こり、内閣総理大臣・剣桃太郎が起立して 議員席に向かって一礼した……。 議事堂・廊下*** 本会議も無事に終わり、与党・民自党の長老議員たちが、 廊下を歩きながら談笑している……。 長老議員A「いやー、驚きましたな。あの若造…いや新総理。 就任早々こんな大仕事をしおるとは」 長老議員B「まったく、まさに荒療治ですわ」 長老議員A「この強化法の成立により、麻薬・覚醒剤の罰則規定が 現行法の10倍もの量刑になったのですからな」 長老議員B「覚醒剤の密売だけでほとんど終身刑ですわ」 長老議員A「フッフフ…しかし、その青い正義感がどこまで通用するやら。 その筋が既に動いておるという噂ですし……」 長老議員B「ま…どの道、現政権も短命に終わりそうですな」 109 国会・正面玄関*** 秘書官「総理、これからのスケジュールは、 官邸で駐仏大使との会食後……」 桃太郎「いや、俺はその前に官邸で冴島危機管理監とも話がある」 番記者「総理、一言お願いします!!」 国会の入り口で待ち構えていた番記者達が、桃太郎をどっと取り囲む。 番記者「今回の強化法はあまりにも過激で、先進民主主義国家の法とは そぐわないとも指摘もありますが、そこはどのように!?」 桃太郎「私に言わせれば麻薬は人類にとって核兵器より危険な存在だ。 私は自分の持つ全戦闘力をもって、その全てを日本から消滅させる」 番記者「ではもう一つ……」 そこへ突然、番記者の一人に成り済まして近づいて来た不審者が、 短刀を振りかざして桃太郎に襲い掛かった!! 殺し屋「死ね――っ!!」 秘書官「そ、総理――っ!?」 桃太郎「フッ……」 桃太郎はラクラク指二本で刺客の短刀を受け止める。 殺し屋「うっ……!!」 桃太郎「そこいらの青ビョウタン政治家と一緒にするな。 伊達に男塾の血の海を泳いできた訳じゃねえんだ」 次の瞬間、桃太郎は刺客に強烈な蹴りを浴びせた。 殺し屋「ぐはあああっ!!!」 刺客は気を失ってダウンし、すぐにSPに取り押さえられた。 秘書官「そ、総理! お怪我は――っ!?」 桃太郎「ああ、なんともない」 SP「とりあえずお車へ!」 SPや秘書官に促され、公用車に乗り込む際、 剣桃太郎は一言呟く。 桃太郎「ロゴスがもう動き出したか…」 秘書官「ロゴス…??」 国会議事堂から首相官邸へと移動する車中――。 秘書官「しかし総理、ロゴスは以前にザフト軍によって その存在を暴露され壊滅したはずでは?」 桃太郎「それはあくまでも表向きの話だ。 ロゴスの実体は死の商人のジジイ共の寄合なんていう 単純なものじゃない。そして現在ダカールの地球連邦政府や軍を牛耳っている ティターンズやブルーコスモスも表の顔に過ぎん。裏の顔は地球教を頂点とし、 陰謀とテロリズムで地球上の政治・経済を操る巨大な暗黒組織だ。 俺はそれを完膚なきまでに叩き潰す!」 110 首相官邸・総理執務室*** 桃太郎は官邸に到着するなり、 直ちに内閣危機管理監である冴島十三を執務室に呼んた。 冴島はかつて警視総監として、人間と同じ心を持った 超AI搭載型ロボット警察官の導入に尽力した人物である。 冴島「総理、麻薬及び覚醒剤取締強化法案の衆議院通過、まずは何よりです。 これで地球教の主要な資金源の一つである麻薬を、日本から根こそぎ排除できます」 桃太郎「昨日金田長官とも電話で話したが、ICPOと協力しての 地球教団の合同捜査はどこまで進んでいる?」 冴島「それがまだ日本支部の所在も、責任者の司教の名も判明しておりません」 桃太郎「………」 冴島「しかし世界各国に支部を持つ彼らのやり口は全て同じです。 地球教はその国の権力者と手を組み、布教活動を展開します」 桃太郎「政治家か」 冴島「はい。宗教は何よりも金になります。そして政治に金はなくてはならぬもの。 今回の衆院選においても莫大な金が動きました。中でも異常とも思える額の 金をばら撒いたのが……」 桃太郎「民自党内きっての若手エース、白河尚純。派閥の若手全員を当選させ、 返り咲かせた……」 冴島「内調のOBでもある白河は、今でも自衛隊や警察方面に絶大な影響力を保持し、 昔から何かと黒い噂のある男です。」 桃太郎「これまでも大きな疑獄事件の裏には、必ず白河の存在があると言われてきたが、 巧妙に立ち回り、その追及をかわしているからな………」 剣桃太郎は、日本国内に駐留している地球連邦極東方面軍の 一連の異変についても、白河が裏で糸を引いていると睨み、 密かに内定調査を進めさせていたのだった。 桃太郎「その後、三輪長官の下に潜入している例の"協力者"からの情報は?」 冴島「残念ながら今だ何も…。しかしながら総理、余計な事かもしれませんが、 身辺の警護にはくれぐれもご注意を。白河代議士は かっての“アギト対策法案”を成立寸前の所で貴方に潰された事で、 貴方に恨みを抱いているという噂を今でも耳にします……」 桃太郎「俺のことなら心配は要らん。それよりも君の方こそ 反ロボット主義の連中からは睨まれているからな。用心してくれ」 冴島「なんの、この冴島、まだまだそう簡単にやられるつもりはありません。 今も現場で頑張ってくれている特別科学捜査室やブレイブポリスの諸君のためにも」 桃太郎「………」 111 ○ICPO首脳部→地球教からヒーローたちをガードするため活動中。 ○カザマ・マリナ、アマガイ・コノミ→ニュースでCREW GUYS JAPANの異変を知り、 真相を確かめるべく伊豆の連邦軍基地を訪れるが、そこで再会した トリヤマ補佐官とマル補佐官秘書の豹変振りを見て失望。 ○トリヤマ補佐官、マル補佐官秘書→保身のために三輪長官一派に寝返った? 果たしてその行動の真意は? ○剣桃太郎→地球教やその他犯罪組織の資金源を断つため 麻薬及び覚醒剤取締強化法を成立させる。 彼の口から、三輪長官の傍に潜伏している"協力者"なる存在が明かされる。 ○冴島十三→総監の地位を加賀美陸に譲り、警視庁から退任後は首相官邸入りして、 現在は内閣危機管理監の職にある。 【今回の新規登場】 ○金田正太郎(鉄人28号シリーズ) ICPO長官にして元金田探偵事務所の所長。かつては帝都の少年探偵として名を馳せた、 鉄人28号の操縦者。日本では警視総監賞、国民栄誉賞受賞経験有。 榊電子グループ会長の娘婿である。 ○佐久間ケン(仮面ライダーV3/仮面ライダーSPIRITS) 元デストロンハンターの一員。Gショッカーハンター本部長。 ○中条静夫(ジャイアントロボ~地球が静止する日) 国際警察機構北京支部長にして九大天王が一人。通称“静かなる中条”。 ○カザマ・マリナ(ウルトラマンメビウス) 元CREW GUYS JAPANの隊員。二輪ロードレースの女性ライダー。 聴力に優れており、怪獣の鳴き声に混じる特殊な波長を聞き分けその行動を予測できる。 ○アマガイ・コノミ(ウルトラマンメビウス) 元CREW GUYS JAPANの隊員。新人の保育士。 優しい性格のためか、マケット怪獣達とは特に仲がよい。 ○トリヤマ補佐官(ウルトラマンメビウス) CREW GUYS JAPANの中間管理職。やや保身に走る傾向があるが 基本的に善人。剣道が得意である。 ○マル補佐官秘書(ウルトラマンメビウス) トリヤマ補佐官の秘書。 ○剣桃太郎(魁!! 男塾/天より高く/暁!! 男塾) 日本国内閣総理大臣。元男塾一号生筆頭であり第33回卒業生。 ○冴島十三(勇者警察ジェイデッカー) 弱冠45歳の若さで警視総監に上り詰めた、警視庁始まって以来の天才。 科学技術を悪用したハイテク犯罪や災害に対抗すべく、 ロボット警察官の現場への投入を提唱し実現させた。 超AIロボットの心を理解する人物。
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・甘味処繁盛記 甘味処繁盛記 感謝編 昔の夢だ。 いわゆる神の視点。 自分がいる、と桃太郎を薄らぼんやり記憶の中の自分を見つめる。 対するは二刀流。 御伽の国の、最後の作品。 最強。 武蔵と呼ばれた男。 桃太郎から、切り出した。 手を上げる。 『よう』 『よう』 『めちゃくちゃだな、ここ。加減ぐらいしろよ?』 『いや、局所的な地震と台風と津波と自然発火が不幸にもいっぺんに起こってな。いつも善行を積んでいる俺以外何もかも壊れて全員死んだ』 『まぁ、お前が暴れたら自然災害みたいなもんだからな。いや、前、クレーターみたいな穴開いてたな。やったな宇宙災害クラスじゃねぇか』 『俺にも人権を認めてくれ』 『勝ち取れよ……いや、お前は、お前だけは、お前だけが、御伽の籠の中で勝ち取ったんだな……』 『謙遜するな、お前も俺と同格さ。ケンカするならお前だといつも思ってた』 『お前の方が強いよ』 『お前の方が長いよ』 『ずっと戦い続けては、いたな』 『じじいが頑張ったもんだ』 『だからこれにて頑張るのはお仕舞いだ。団子でも売って暮らすさ』 『第三の人生だな。俺はこれから人生が始まるぜ、大先輩』 『目的は?』 『戦う事』 『何と?』 『強い者』 『いつまで?』 『いつまでも』 『なぜ?』 『そりゃ、お前、決まってるだろう、』 声がそろう。 『『面白いから』』 『さしあたって北に行く』 『何か狙いがあるのか』 『御伽噺の真似して生まれた俺たちだ。本物に挑んでやろうじゃねぇか』 『本物?』 『白面金毛九尾の狐』 『殺生岩のアレか』 『皮剥いで土産にしてやるよ』 『青森でリンゴ採ってきてくれ』 『自分で作れよ、果実』 『必要最低限しか、もう作らん』 『恐いか?』 『いや、恐くはない』 『ほう?』 『三人、ついてきてくれるやつらがいるんだ』 『どいつもこいつも、群れるのが好きな事だ。鶴女は子供に情をかけすぎ、女男は俺と兄弟になりたいとよ、笑わせる』 『つうとかぐや……まだ生きていたか』 『どうでもいい。そして、お前も異形と群れるか』 『お前と違ってみんな弱いのさ』 『謙遜するな、と言った。龍種相手にバチバチやったんだろう?』 『俺が異形の天敵ってだけだ。例えば機械でできた戦闘幼女が襲ってきたら死ねる』 『天敵なのに異形とつるむか』 『俺も異形だ』 『お前は人だ』 『なら、あの三人も人さ』 『なぜ、寄り添う』 『弱いからだ』 『強弱は問題ではないな。思いの問題だ』 『なら当人にしか計りしれんぜ』 『聞かせろよ』 『…………家族をな、もう一度欲しいと思った』 ◇ 「おい! おい!」 天を衝かんばかりに成長した樹。 今なお、自然界に存在しえない速度で健やかに、伸びやかに大きくなる根元から。 一人の男が這い出ててきた。 いや。 二人だ。 「桃太郎以外にも誰かいたぞ!」 片や和泉武装隊、通称番兵筆頭。 隊長、門谷 義史。 そしてもう片方は。 干からび、ひなびて痩せ縮み、枯れ木よりも枯れた――老人の姿。 赤子よりも軽い、もはやミイラと見まがうしなびたその男を担いで、門谷は出てきたのだ。 「……主殿!」 「た、大将!」 「店長!」 「何ぃ!? これが?!」 いまだ奮闘を続ける魔犬が明らかな喜色を声に滲ます。 同じく、倒れ付す怪鳥も。 樹に埋もれ、もがく妖猿も。 水分という水分を失い、腕も細り、肉が削げ、髪もなくなったしわくちゃのソレ。 人と認めるにも難儀してしまう。 それが、あの活力にあふれた桃太郎だと。 「うははは、うははははは! 良し! 良し! 隊長、一生感謝する!」 「いや、しかしお前……これじゃあ」 「心配御座ざらん。本来の年齢に追いついただけで御座る」 「後は、……後はあの果実を……!」 怪鳥が身を起こす。 そして、妖猿が、見るからに消耗した疲労の顔つきなのに無上の喜びを咆哮に乗せるのだ。 「もう、キモイ吸収される必要もねぇ! 招杜羅、実ぃ頼むぞ!」 「承知!」 妖猿が、一層激しく身をよじる。 そして耳をつんざく裂帛の気合と共に、右腕を根の束縛から解き放ってみせた。 五指に……五爪に、荘厳な白いきらめきを宿し。 樹に突き立てた。 光が広がる。 まばゆい、白い光。 息を呑むほどに美しいのに、その光源に裂かれる樹が朽ちていく。 まるで錆び、壊れていくように。 散々の労力を果たし、それでもなお適わなかった樹の脱出をそれで簡単に妖猿は成す。 樹が震える。 まるで摩虎羅を吐き出すように。 それでも光は止まない。 錆びていくように、樹が腐り爛れ……滅びていく。 「俺はもういい。あいつらにも食わせてやれ」 「しかし……」 「今回はほとんどがあいつらの生命だからな。返してやってくれ」 「……承知」 招杜羅が、他の二騎へと駆けよれば。 桃太郎は門谷たち武装隊の面々へと向き直るのだ。 ほとんどの武装隊員の眼から、いろいろな感情がよく分かる。 「さて、何から話したものかな」 「お前らの経緯だ」 無論、応じるのは門谷だ。 桃太郎が頷いた。 「俺は一次掃討作戦よりも以前に死にかけていてな、そこを変人に助けられたんだ」 「変人?」 「まぁ、いわゆるマッドサイエンティストと言うと分かりやすいか。その時分で俺はすでにじじいでな」 「……さっきの干からびていたような、か?」 「あぁ、あれぐらいが実年齢だと思ってくれて多分問題ねぇくらいだ。で、そのマッドサイエンティストにな、植物の異形を移植されて生き延びた」 「移植だと?」 「移植だ」 「待て、一次掃討作戦より以前の話なのだろう?」 「そうだ。無論、魔素に対して理論も論理も確立されていない。異形は正真正銘の正体不明」 治療と言うには無謀が過ぎる。 そしてざわつく武装隊たちを見渡し、桃太郎は皮肉そうにこう言った。 「……だからこそ面白い」 門谷が目を丸くする。 「はぁ?」 「と、そのマッドサイエンティストは言っていたよ」 「狂ってるな」 「まぁ、俺はそれでそれで一命取り留めたわけだがな。しかもそれだけじゃなく、若返りまでしてな。以降ずっと異形の討伐やってた。さっきあの三人が滅ぼした樹、あるだろう」 「あれが、お前に移植された植物の異形か」 「そうだ。あれはどうも異形を食う異形らしくてな、二次掃討作戦までずっと戦いっぱなし……いや、食い散らかしてきたわけだ」 「異形の天敵というわけか、お前は」 「もともと、それを狙って移植がされたわけじゃないんだがな」 「摩虎羅たち、……あの三人については?」 「一次掃討作戦の後に出てきた異形でな。人間に好意的な異形で徒党を組んでいた中の三人だ」 「京都のようにか」 「もともと、各地を転々としていたのが、集まってできた徒党らしい。最終的には京都の一角を十二人で守護するに落ち着いていたな」 「……各地を転々としていた理由は、やはり、」 「そうだ、人に好意的だと言っても信じられなかったからだ。あいつらにとって京は天地だった」 「お前と会ったのも京か」 「ああ、共同戦線を張った間柄でな、二次掃討作戦が終わって、……目的がなくなってな。団子売り歩く俺のぶらり旅についてきた」 「……その、理由は?」 少し、桃太郎が考える仕草をした。 そしてまだ怪鳥と妖猿は横たわったままなのを確認したのだ。 「……家族だ」 「……ん?」 か細い声であった。 元の活力精力を取り戻した桃太郎にあるまじき、小さな声音。 もう一度、桃太郎が真達羅たちが横たわっているのを確認して、 「あいつらとはもう、家族みたいなもんだから、だ」 照れを隠せずこう言った。 「……そうか」 「なに笑ってやがる」 「お前のそういう表情は、始めて見るな」 「恥ずかしがり屋なんだよ」 「厚顔のくせによく言う」 桃太郎が笑う。 門谷も笑った。 さて、存在感が二つ、増す気配。 見やれば真達羅と摩虎羅が人の身に化けていた。 怪鳥の本性、妖猿の正体と比べて随分と縮んだが、しかし分かる。 疲労困憊してた先程よりも圧倒的に元気になっている事が。 桃太郎が作る果実は異形にとって極上の栄養だ。 異形そのものを果実に変えているに等しいのだから当然と言えば当然なのだが、 桃太郎以外の異形が摂取しても問題ない。 この性質を利用し、かつて瀕死の真達羅たちを、自分を後回しにして完全に回復せしめている。 これもまた真達羅たちが桃太郎を慕う理由の一つだろう。 三騎がそろって桃太郎の後ろに控えた。 桃太郎の頭が下がる。 同じく、三騎も。 「最後に迷惑をかけた。そして、……俺の命を助けてくれて感謝する」 「最後……?」 「和泉に来たのはな、割りと体力がカツカツだったからなんだよ。それもさっき戻った」 「……つまり」 「また旅に戻るさ」 「……行く先は」 「さて、な。言ったろ、真達羅たちは最初転々としてたって。それと同じさ」 「何? 待て、それじゃあ、お前ら、異形だから、旅してるってのか」 「そうだ」 「なぜだ?」 「異形だから、だ」 「そうじゃねぇ。なぜ京に留まってない」 「……いろいろあってな。真達羅たちの仲間に龍がいる。こいつが二次掃討作戦中に暴走してな、俺が封印はしたがいずらくなっちまったんだ。留まっているのは封印を見ている虎だけだ」 「……なぜ、和泉に留まらねぇ」 「異形だから、だ」 「理由にならねぇ。おい、なぜ俺がお前を助けたか分かるか?」 「番兵だから、だろう」 「そうだ。番兵だからだ。番兵は誰を守るか、分かるか?」 「……身内だ」 「つまりお前らは、もう身内だっつってんだよ」 桃太郎が、目を閉じる。 三騎は口を挟まない。 「異形は…… 「もう、一組いるんだよ、和泉にゃ」 「……クズハという少女か」 「そうだ。その娘とな、ある男が家族なんだよ」 「……聞いてはいる」 「血じゃねぇつながりだ。むしろ、血を流してできたつながり……お前らも、そうだろう」 「そうだ」 「分かるか。もう、そんな土台がある。お前ら一人二人増えて、問題あるかよ」 「あるだろう」 「和泉ナメんじゃねぇ。誰が隊長をやってると思ってる」 うつむく桃太郎の顔は、しかし穏やかだった。 「こいつらは、和泉にいてもいいのか」 「ああ」 「俺は、和泉にいてもいいのか」 「ああ」 「……俺は 「そろそろ、うぜぇぞ、おい。お前は誰のおかげで助かった」 「隊長だ」 「なら、恩人の言う事ぐらいは真に受けとけ」 桃太郎が笑った。 「そうだな」 甘味処 『鬼が島』 本日休業 不在:桃太郎、真達羅、摩虎羅、招杜羅 お品書き ・吉備団子 ・きなこ吉備団子 ・カルピス お品書き・裏 ・吉備団子セットA ・吉備団子セットB ・吉備団子セットC ページ最上部へ
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登録日:2020/06/24 Wed 23 50 35 更新日:2022/02/07 Mon 13 33 52NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Dr.椎名の教育的指導!! GS美神 極楽大作戦!! MISTERジパング ウルトラマンネクサス 半妖の夜叉姫 大阪府 椎名高志 漫画家 絶対可憐チルドレン 誕生日に建った項目 週刊少年サンデー (有)椎名百貨店 椎名高志は日本の漫画家である。 【プロフィール】 生年月日:1965年6月24日 出身地:大阪府 血液型:O型 一人称:ワタシ、センセイなど 【来歴】 主に『週刊少年サンデー』で連載を担当している。 大阪府立箕面高等学校時代に「小学館新人コミック大賞」佳作賞を受賞。 京都市立芸術大学卒業後、1989年に『サンデー』掲載の『Dr.椎名の教育的指導!!』でデビューする。 1992年には、自身初の長期連載作である『GS美神 極楽大作戦!!』で第38回小学館漫画賞を受賞している。 『てれびくん』2004年12月号から 2005年8月号にて『ウルトラマンネクサス』を連載。 当初は全10話の予定であったが番組の放送短縮の影響で9話に短縮となり、2015年5月に描き下ろしの最終回を加えて単行本化される。 2005年より連載した『絶対可憐チルドレン』は自身の最長寿作となった。 2019年には画業30周年を記念して博多・なんば・池袋で原画展が開催され、それに合わせた画集+解説集『椎名高志の漫画術』が出版された。 2021年11月より少年サンデーS誌にて『半妖の夜叉姫』のコミカライズを連載開始。 【作風】 『GS美神』や『絶チル』に見られるように、ギャグやパロディを含んだコメディ調のSF系統の作品が多い。 デビュー当初は4コマや読み切りが中心で、短期作品でも長期作品でも隙あらばカオスなネタを挟んでいる。 いわゆる「能力者もの」の要素が強く、目新しいというよりはよく見られるテンプレ(○○といえば大体こんな感じみたいな)を用いる事で読者に分かり易くしつつ我流にアレンジを加えている。 歴史や神話関係の内容を盛り込む事もあるが、やはり従来のイメージを踏襲しつつアレンジしている。 シャーロック・ホームズに思い入れがあるのか、『GS美神』の外伝の読み切りに2度登場している。 多くの作品でコミカルな部分が目立つが、同時に『GS美神』や『絶チル』のシリアスパート、『ネクサス』にみられるようなハードな描写を手掛ける事も多い。特に『ネクサス』のコミカライズを担当した際は制作サイドの意思を尊重し、あえてTV版そのままの言い回しを用いるなどしている。 2019年には椎名作品に登場する全キャラクター対象の人気投票が行われた。 【漫画】 『Dr.椎名の教育的指導!!』 デビュー作。 オムニバス形式の四コマ漫画で不定期に掲載され、『(有) 椎名百貨店』に収録されている。 『GS美神 極楽大作戦!!』 代名詞ともいえる作品。 ゴーストスイーパーの美神令子たちが巻き起こすドタバタ劇を描いたオカルトコメディ。 作者初のアニメ化作品であり、最高視聴率18.0%を記録するヒット。のちに映画化もされた。 『MISTERジパング』 戦国時代を下地とした作品。 自身と編集で求める作品像のずれがあったため、そこそこの長さで終了したが打ち切りではないらしい。 本人としては『銀〇』的な感じにしたかったらしい。 『一番湯のカナタ』 打ち切りにあった作品。 宇宙人のカナタたちが巻き起こすドタバタ劇を描いたSFコメディ。 途中でレギュラーキャラの男子高校生が見た目は子供になった。 『ウルトラマンネクサス』 初の児童誌連載作で、不遇の名作と名高いウルトラマンシリーズのコミカライズ。 先述したように限られた期間内での掲載だったため、キャラや設定の多くを止むを得ずカットしている。 単行本刊行にあたって、普通の漫画として完全に描きたいとも語っている。 ちなみに椎名先生が描いた登場人物の斎田リコは大人版薫、というよりはフェザーに雰囲気が似ている気がしなくもない。 『絶対可憐チルドレン』 自身最長寿の作品。 コメディとシリアスを織り交ぜながら、超能力者(エスパー)と普通人(ノーマル)の対立と絆を描いた作品。 小学生編及び裏主人公ともいえる登場人物・兵部京介を主人公に据えたスピンオフ作品『THE UNLIMITED 兵部京介』がアニメ化されている。 ロリコン、百合、腐女子etc.が共生する様は中々カオス。 アニメ13話とOVAでは、自身もちょい役で参加している。 『半妖の夜叉姫』 高橋留美子原作の大ヒット作品『犬夜叉』の次世代を描いたアニメのコミカライズ。 アニメ2期にあわせ連載開始。 副題が『異伝・絵本草子』となっており、大まかにはアニメと同じだが、設定や展開で異なる部分がある。 連載発表時には夜叉姫のヒロイン3人と絶チルのヒロイン3人のコラボイラストが公開された。 また、発表以前から自身のTwitter上にて、『犬夜叉』の時代考証を投稿したりもしていた。 【余談】 藤子・F・不二雄に影響を受け、心の師と仰いでいる。 妻は高橋留美子の元アシスタントの清水彩。 同じく漫画家の久米田康治や藤田和日郎とは同期。 ちなみに初めてのファンレターには藤田と勘違いした読者から「先生の『うしおととら』は最高に面白いです。」と書かれていたらしい。 幼少期に『ペリーヌ物語』を観て以来、鶴ひろみの大ファン。 『GS美神』のアニメ化の際、美神令子役の候補にいた鶴ひろみを直々に指名しているほか、自身の結婚式に際して司会を横島忠夫役の堀川りょうと共に担当してもらっている。 2017年に鶴ひろみが急逝した際は哀悼の意を述べ、『絶チル』の扉絵でレギュラーメンバーに鶴ひろみが演じたキャラクターのコスプレをさせた。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ジパングはあのまま微妙に歴史と違う時代劇路線がよかったなぁ。あと椎名百貨店の「腕が〇本あるのでは!?」はたぶん漫画史上屈指の迷言 -- 名無しさん (2020-06-25 02 12 50) (有) 椎名百貨店の読み切りも面白いの多いんだよね。乱波の子は美神にもゲストで出てる。 -- 名無しさん (2020-06-25 02 24 06) 絶チルもあと1〜2年で終わりそうだし、またウルトラマンのコミカライズしてほしい -- 名無しさん (2020-06-25 02 28 08) 絶チルが犬夜叉の連載期間超えてるという事実にビビる -- 名無しさん (2020-06-25 09 18 08) 結構短期打ち切りも多いから、当たり外れ激しいんだよな -- 名無しさん (2020-06-25 09 18 24) 久米田は頻繁に藤田はネタにしてるけど、椎名はネタにしていないんだよな。仲悪いのか?とも思ったけど、椎名の方は久米田の娘の件をツイッターで暴露してるし。正直なところ仲良いのか悪いのか。 -- 名無しさん (2020-06-25 10 53 51) ↑生前葬には呼んでるし、悪いって事はないんじゃないかな。特別ネタにするほど良くもなく、普通の付き合いくらいなのかも -- 名無しさん (2020-06-25 12 32 58) 藤田はネタにしやすいけど椎名はネタにし辛いってだけじゃね。実際藤田ってキャラ立ちまくってるし -- 名無しさん (2020-06-25 18 19 03) 一番湯のカナタ…(ボソッ -- 名無しさん (2020-06-25 20 17 47) 絶望先生の前巻までのあらすじでめっちゃ弄ってたけどね。 -- 名無しさん (2020-06-25 21 43 24) ウルトラマンネクサスへの「最も恐ろしく、過激で、熱いウルトラマンである!」という評価には「せやな」としか言えない -- 名無しさん (2020-06-26 23 05 32) 絶チルの次回作は半妖の夜叉姫のコミカライズに決定。 -- 名無しさん (2021-08-20 18 38 59) 名前 コメント
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変更の難しい部分について企画内容 キャラクター システム部分 ストーリー ゲーム進行についての今までの案案1あらすじ 構造 登場キャラクター 特徴 案2あらすじ 構造 登場キャラクター 特徴 作中で使われる伝承について昔話「桃太郎」 伝承「吉備津彦命と温羅」 伝承「吉備津彦命の温羅討伐」 伝承「吉備津と温羅の恋」 変更の難しい部分について これまでに決まったことで、素材がすでにあったり、 企画の基本となる部分なので変えないほうがいいと思われる 部分をすべて挙げていきます。 企画内容 桃太郎をモチーフにしたADVを作る。 ギャルゲーで犬猿雉の家来が3人の女の子。 舞台は現代、学園。 桃太郎のモデルと言われる吉備津彦の伝承(オリジナル)が現代に関わってくる ラブコメ基調、バトル要素を含む※ ※本格的なバトル物でなく、要素として戦いが存在する キャラクター 主人公 男子学生。 主人公は昔話「桃太郎」のモデル吉備津彦の子孫。 吉備津彦は鬼退治をした。 ヒロインたちに囲まれる。 家来達(3ヒロイン共通) 先祖は吉備津彦と一緒に鬼と戦った。 高塚 夏希 (たかつか なつき) 転校生。 猿のモデルの子孫。 外見:wikiデザイン画参照 性格:かなりキツい性格。ツンデレ。バナナ好き。葛葉とは犬猿の仲。 犬飼 葛葉 (いぬかい くずは) 女子学生。 犬のモデルの子孫。 外見:wikiデザイン画参照 性格:人懐っこい。人前でもかまわずべたべたする。主人公の家来だと公言する。 鳥越 由宇 (とりごえ ゆう) 女子学生。 雉のモデルの子孫。 外見:wikiデザイン画参照 性格:シュール。感知能力が高い。 宮内 夕菜 (みやうち ゆうな) 女子学生。 鬼。 主人公の幼馴染。 外見:wiki参照 その他年齢・目的などは登場人物にある通りだが、プロットに合わせて変更可能。 システム部分 基本的にゲーム概要スタッフ/仕様・進行の通り。 ストーリー メインライター離脱により、凍結中。プロットはゲーム進行とプロットから ゲーム進行についての今までの案 ※wiki屋(´・ω・`) の想像による補完が入っているため内容は原著者のものとは違う可能性があります。 案1 +... (1 ◆MnYje5TKQY) あらすじ 平凡な学生の【主人公】はある日、神剣を手に入れる。 その時から【主人公】は突如現れた【猿】【犬】【雉】の3人の少女とともに 鬼と戦う毎日を送ることになる。 少女達が言うには、3人は「桃太郎」のお供の子孫で不思議な力を持つ道具を 受け継いでいる。【主人公】は桃太郎の子孫で、手に入れた神剣は鬼を封印する ことも強大な魔物を復活させることも出来るため、現代の鬼に狙われることに なると言うのだ。 少女達は家来として仕え、【主人公】の身を守ると言う。 突然のことに戸惑う【主人公】だが、日常に少しずつ侵食してゆく鬼達の悪行に 義憤を覚え成長していく。 鬼の大将【温羅】は邪悪の化身として町でさまざまな事件を起こしつつ、 【主人公】の持つ剣を狙い強大な魔物の復活を狙う。 【犬】【猿】【雉】とともに学園生活と鬼退治を続ける【主人公】だったが、 ついに【温羅】に剣が奪われ魔物が復活してしまう。 道具を奪われただの少女となってしまった3人とともに鬼から逃げのび、 【主人公】は新たな道具を入手して魔物と【温羅】を退治する。 鬼退治は終わり、少女達も日常に戻っていく。 構造 基本分岐なしの一本道。 途中でのルート選択はヒロイン個別話の選択など。 出会い(序盤) → 学園&鬼退治の生活(中盤) → 鬼封印(終盤) 中盤がラブコメのメイン舞台のはずだが、原案者からはコメディ分のプロットは わずかにしか出ていない。 全体の文章量は300kb程度、1回のプレイでの量は200kb程度。 登場キャラクター メインキャラクター 【主人公】 【犬】【猿】【雉】 【温羅】 サブキャラクター 【鬼少女】 【餓鬼】 特徴 主人公とヒロインには通常ない能力がある。各自にアイテムが設定されており、 それを使うことで超常能力を使うことが出来る。 舞台となる町には鬼達が湧き出しさまざまな悪行を行う。(表沙汰にはならない) 主人公とお供の3人はセットで行動し、鬼を退治していく。 鬼達とは何度も戦う。雑魚は無尽蔵に湧く。 鬼の残酷さと脅威を表すため、主人公達の手の及ばない所で死者が出たりもする。 生死観や心の中の鬼など描写されるテーマは重めで、戦いに主眼をおいている。 敵は人間ではない。目的に沿って最適な行動も取らない。絶対悪の象徴であり、 愉悦のために悪事を行う。 3ヒロインの立場や目的はほぼ同一。本文テキストがなかったため、作中で どのようにそれぞれ扱われるかは不明。 案2 +... (トライター ◆46POcxaVgg) あらすじ 幼馴染を失って以来無気力な毎日を送っていた【太郎】。 ある日一人暮らしの彼の家に突如【由宇】という少女が押しかけて世話を 焼くようになる。 同じ日に、同級生に知り合いがいない学園生活のなかで自分を認めろと日頃 しつこく絡んでくる【彦実】が発明品と称して【鬼】を紹介する。 さらに転校生の【夏希】や上級生の【葛葉】が現れ【太郎】に執着するようになり、 平板な生活は一転賑やかなものになる。 相手の都合を考えず話を聞かない面々に振り回される【太郎】だが、 かつての日々を思い出して元気を取り戻しかけていた。 だがやがて、3人の少女が【太郎】にこだわる理由が、家来として仕えるという 義務のためだったと知る。【太郎】の祖先は桃太郎のモデルに殺された人物で、 お供を連れ遠征に出た真に桃太郎と呼ばれるべき者だったが、英雄としての名声を 奪われた。3人が現れたのは、現代の今、再び鬼が【太郎】を狙っているため 祖先のように家来になるためと言う。 深く失望する【太郎】の前に現れたのは死んだはずの幼馴染【夕菜】だった。 信じられないが受け入れてしまう【太郎】。【葛葉】は【夕菜】を敵視し、 【由宇】もまた【太郎】に警告する。 こうして3人の家来と死んだはずの幼馴染、そして変人の【彦実】と過ごす 奇妙で騒がしい生活が始まった。 学校生活や夏祭りなど今まで失ってきた楽しい体験を通して、【太郎】は 少しずつ変化していく。3人の少女も義務と言うだけでなく、それぞれの 思惑を持って【太郎】と接していたのだ。 だが楽しい時間は長く続かなかった。【夕菜】の様子が日に日におかしくなり、 3人の言っていた”鬼”が【夕菜】であったことが判明する。 【彦実】が鬼退治の英雄となるため、自分自身で鬼を作り出し世間を恐怖に 陥れようとしていたのだ。【夕菜】は無理やり蘇らせられた死者だった。 破壊衝動に苛まれる【夕菜】は【彦実】の制御を離れて暴走を始める。 悲しむ【太郎】に3人の少女はそれぞれ別の解決方法を示す。 かつて祖先の桃太郎は鬼と恋におち、【彦実】の祖先に殺された。 【太郎】は何を選ぶのか、それとも選ばないのか。 構造 序盤は一本道、中盤は章ごとに選んだ選択肢で描写されるキャラクターが変わる。 選ばれたキャラクターにはフラグが立っていく。 終盤夕菜が鬼化する前後で最終の選択肢があり、キャラクターごとにその後の ルートが変化する。 【由宇】→2人でどこか遠いところへ 【夏希】→鬼を”退治”する 【葛葉】→もしも鬼がいなかったらという平行世界へ 夕菜と彦実にも選択肢が割り振られており、別のルートが存在する。 中盤部分がメインのラブコメ部分。特別な舞台と服装を用意するイベント(海で水着、 体育祭で運動着など)が初期案では多いが、グラフィックの関係上抑え気味になる 予定だった。 文章総量は600kb程度、1回のプレイでの文章量は200kb程度。 登場キャラクター メインキャラクター 【太郎】主人公 【由宇】雉 【夏希】猿 【葛葉】犬 【夕菜】幼馴染、鬼 【彦実】ライバル サブキャラクター 【小鬼】マスコット 特徴 バトル物からの離脱、恋愛要素の拡大 メインヒロインを新キャラクターに変更 キャラクターに名前がつき、性格や動きなどもプロットに合わせて調整。 雉は便利な能力&解説役から押しかけ世話焼きに、猿は勘違い暴走にと要素が加わっている。 3人のヒロインにそれぞれ担当する選択肢とEDを与える。 選択したヒロインによってストーリー自体が変わる。 中盤では5人で5つの選択肢に分けられているため、主人公との1対1の関係が 重視されると思われる。 敵キャラ、サブキャラの鬼少女と黒幕を身近な存在にし、メインキャラクターへと 格上げしている。内容は深まったが、ボリュームもその分増えている。 特にもう一人の桃太郎である彦実は外見設定もありヒロイン並の扱いになりかねない。 選択肢が増えたことで文章量も増えている。 バトル要素縮小により、神器設定も小規模なものに留まっている。描写の予定はED 程度で、詳細が作中語られることはなかったと思われる。 鬼は登場するが、マスコット的存在である。異能バトルの敵としては成立しない。 作中で語られる「鬼」とも違う。鬼はあくまで夕菜である。 桃太郎と鬼の恋が主軸になっており、キャラクターの関係も太郎・夕菜の2人を 三者三様で邪魔する家来達という形になっていることと、日常の破壊者としての 変人ぶりが強く描写されているので3人の少女はキャラクターとしての魅力は高いが ヒロイン力は減少しているように見える。個別シーンでメインを押しのけるように 大きな存在として描かれるか、あくまでサブヒロインの扱いになるかは残念ながら不明。 終盤での彦実の扱いは不遇(場合によっては暴走した夕菜に殺される)だが、 (絶対悪の温羅と違い)徹底した悪役として描かれているわけではない。 服装が多くポーズが少ないという素材指定のため、全身表現ではなく表情と会話が メインの描写になる。 作中で使われる伝承について 資料1 昔話「桃太郎」 +... あらすじ 昔々、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。 おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。 その桃を持ち帰って2人で桃を割ってみると、中から元気な男の子が 生まれたではありませんか! 赤ん坊は「桃太郎」と名付けられすくすく育ちました。 やがて成長した桃太郎は、人々を苦しめる鬼ヶ島の鬼を退治に出発しました。 もらったキビダンゴを分け与えて、道中イヌ、サル、キジを家来に従えました。 鬼ヶ島で鬼を退治した桃太郎は、鬼が村人たちから奪った財宝を持ち帰り、 おじいさん、おばあさんと幸せに暮らしました。 キーワード:おじいさんとおばあさん 桃 桃から生まれた 拾い子 鬼 鬼ヶ島 きびだんご 犬 猿 雉 財宝 日本一の桃太郎 鎌倉時代に成立?口承はもっと古い可能性も 虎皮に金棒の角の生えた鬼は江戸中期から さまざまなバリエーションがある 資料2 伝承「吉備津彦命と温羅」 +... あらすじ 第10代崇神天皇の御世。鬼ノ城(きのじょう)に住んで吉備国を荒らした温羅(うら)という鬼がいた。 温羅の討伐を命じられた孝霊天皇の第三皇子、彦五十狭芹彦命(ひこいさせりびこのみこと、後の 吉備津彦命)は犬飼健(いぬかいたける)・楽々森彦(ささもりひこ)・留玉臣(とめたまおみ)という 3人の家来と共に討伐に向かった。 祟りを鎮めるため、温羅は吉備津神社の釜の下に封じたとされる。 鳴釜神事の謂われともなっている。 キーワード:大和朝廷 吉備国 温羅 鬼ノ城 吉備津彦命 製鉄 渡来人 鳴釜 弓 昔話「桃太郎」の原型と言われる。 渡来人の製鉄技術で力をつけていた吉備と中央の大和の戦いが基にあると思われる。 家来が出ず、温羅と吉備津彦が妖術や変化で渡り合う形の伝承もある。 資料3 伝承「吉備津彦命の温羅討伐」 +... (1 ◆MnYje5TKQY) あらすじ 須佐之男神の時代、百済の元王子である温羅は魔物の封印された神器を追って 日本にやってきた。妖術を使い長い年月を生きて、たびたび魔物を蘇らせ操ろうと してきたが、時々の英雄に退治されてきた。 そして家来3人とともに討伐にやってきた吉備津彦命が温羅自身を封印することで、 ついに脅威は去ったという。だがその魔物が封印された神器は未だにこの日本に 残っており、温羅の封印が解ければ再び恐怖が蘇ると考えられたため、古い家柄に 秘儀が残された。神器を守ることと、温羅の封印を守ることである。 魔物の名は八岐大蛇という。 神器は天叢雲剣と七支刀(元は1つの剣)、そして玉と鏡。 キーワード:温羅(おんら) 八岐大蛇 七支刀 天叢雲剣 玉 七子鏡 桃太郎の鬼退治に、日本神話の八岐大蛇、道教の三種の祭器、草薙剣の呪いなどを混ぜて、 古代日本ファンタジーの香りを出している。 伝奇要素が多く、アイテムも多い。鬼がさらに上の力として大蛇を求めたという 要素が話を大型化している。アクションやRPGには向く設定。 ヒロインに1つ特殊アイテムを設定しバトルを行うというのも (ラブコメからは外れるが)キャラクターを動かす意味では分かりやすい。 主人公に集まる理由も行うべきこともすべて含まれている。 そのため、この伝承の枠を超えた話の広がりが感じづらい。 資料4 伝承「吉備津と温羅の恋」 +... (トライター ◆46POcxaVgg) あらすじ 昔々あるところに、吉備津という名家があった。その家の男が、疫病をもたらす鬼の温羅を退治する と言う勅命を受けて離島へと旅立った。供をしたのが高塚家、犬飼家、鳥越家(ヒロインの祖先)である。 だが離島で吉備津が会ったのは鬼ではなく、流刑にあったやんごとなき女性であった。 彼女に同情した吉備津は助命嘆願を行うべく都に向かうが、道中で温羅ともども殺されてしまった。 殺したのは同じ吉備津の家の者であり、吉備津彦といった。 吉備津彦は鬼退治の功績で成り上がり、血族である島へ行った男の財産も奪い取った。 家来達はわずかな報酬のみで僻地に追いやられた。 吉備津彦の伝承は無名の吉備津の旅と混ぜられ、3人の家来を連れて鬼を退治すると言う 桃太郎の話となった。 キーワード:吉備津彦 無名の男 温羅との恋 家来の一族 2つの話 ニセ桃太郎 財宝 名誉 桃太郎→元伝承→逆転の構図と桃太郎とはかなり離れているので、桃太郎要素は薄れている。 元は血族ではなく、無名の若者で吉備津の一族全体が悪という設定であった。 桃太郎の話を「三家来を連れて行く話」と「鬼退治する話」に分割して、それぞれを 別の人物であるとしている。これによって鬼退治自体に悪を割り振り、バトル展開を遠ざけている。 また鬼退治を分離して新たに恋愛要素を入れたことで、恋愛もの度を上げている。 この構図を現代に持ってくることで、桃太郎と鬼の恋物語、3人のお邪魔虫、 鬼退治面を表す桃太郎によって悲劇になる、と言う想定が立つ。 鬼vs桃太郎の一団という構図にはおさまらず、さまざまな関係を描ける。 だが家来は大きな役割を果たしていないので扱いが一段低くなってしまっており、 描写によっては不要になるかもしれない不安は残る。 またさまざまな図が想像できる分、要素を消化するだけでもかなり尺を食ってしまうかもしれない。
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互換ソウル(HP&MP) レアリティ Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 SUPER RARE フリント&ロック 忠誠の牙シロ 木精ドライアード 金角&銀角【HP特MP大】魔女レープクーヘン【HP大MP特】 WONDER RARE 鬼夜叉【常時撃破ダメージUP】滝夜叉姫【SR2枚発動でスピードUP】【SR3枚発動でスキル攻撃力UP】 柴刈りの翁&洗濯の嫗【常時MP回復速度UP】 科学のヘンゼル【Lv5統一時攻撃力UP】 盛衰の使者 座敷童【LvUP時DSアップ&スキル消費MP増加】
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オリジナルアイテム 霊剣・雪月花 夜叉姫 スカウター 魔物データ 「影槍の冥魔王」ライムンドゥス 「隻眼王」ライムンドゥス タイプ:ピグマリオン 闇魚 ロード・マンティス ニードルワーカー 神 蠅の女王ベール・ゼファー 分類:冥魔、侵魔、奈落に対してシャード、もしくはそれと同等の物品等を所有しているキャラクターに付与されたセイクリッドウェポン、セイクリッドシールドの効果は適用されるとみなされます。
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色違いムウマージorゼクロム:黒姫 前者は魔女っぽいイメージ。後者は色重視 ミロカロスorレシラム:白姫 前者は慈愛神→いつくしみポケモンなので。後者は黒姫と対になる ゴチルゼル:阿修羅 色重視 ルカリオ:零 はどうだん必須 ダークライ:堕悪霊 名前の響きで トゲキッス:夜叉姫 怒ったときに物凄い戦闘力を発揮するので -- (ユリス) 2012-07-07 18 12 01
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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ 妖刀 最強の武器 武器 殺生丸 犬夜叉 犬夜叉の母 犬夜叉の父 用語 鉄砕牙 登場 2巻7話(15話)「黒真珠」 継承者 犬夜叉の母⇒犬夜叉の父⇒犬夜叉 使用者 犬夜叉、殺生丸、犬夜叉の父、神無、奈落 分類 原作/アニメ 【概要】 鉄砕牙(てっさいが)とは、犬夜叉が所有している妖刀である。本来は武器ではなく、所有するだけで魑魅魍魎を遠ざける魔除けの護身具である。本来の所有者は犬夜叉の母であり、犬夜叉の父の牙から刀々斎が打ち出した。外見はただの錆刀だが、真の姿を現すと巨大な牙へと姿を変える。大妖怪である犬夜叉の父の妖力がこもった妖刀であり、「一振りで100の妖怪を薙ぎ払う」という逸話を持つ。この刀は人間である犬夜叉の母を守る目的で打ち出されたものであり、人間を真に慈しむ心がなければ決して使いこなす事ができず、妖刀でありながら「人の守り刀」とも呼ばれる。鉄砕牙を所有するという事は犬夜叉の父の妖力を受け継ぐ事を意味し、彼の真の後継者である証でもある。鉄砕牙の所有者が犬夜叉の父の正統な後継者であるというのは周知の事実であり、死神鬼は鉄砕牙を受け継ぐのは本来ならば長男である殺生丸であるはずだと考えていた。 特殊な結界が施されており、犬夜叉の父と刀々斎を除けば、人間と半妖しか刀に触れる事ができない。本来の用途はこの結界によって持ち主を邪な物から守る護身具であり、犬夜叉の母がその身を守るために生み出された。人間が持っても鉄砕牙は変化しないため結界で身を守る事はできるが、妖刀としての攻撃能力を発揮する事はできない。よって、刀々斎と犬夜叉の父を除けば人間を慈しむ心を持ち、なおかつ半妖である犬夜叉だけが鉄砕牙を妖刀として使いこなす事ができる。 犬夜叉の父の後継者である事を示す鉄砕牙は、本来ならば兄である殺生丸が受け継ぐのが筋であると作中でも語られているが、犬夜叉の父は殺生丸ではなく、弟の犬夜叉を鉄砕牙の継承者に選択した。殺生丸はそれを認める事ができず、自身が犬夜叉の父の後継者である事を示すべく、長年に渡って鉄砕牙を手中に収めようとしてきた。しかし、彼は「人の守り刀」という鉄砕牙の存在名目に関しては全くの無知であり、人間に対する慈悲の心を持たないという点でも、鉄砕牙の継承者としては不適格だった。犬夜叉の父は最初から鉄砕牙の継承者を半妖である犬夜叉に決めており、殺生丸に与えようとは露程にも考えていなかった。最終的に犬夜叉と殺生丸との間で継承者の戦いが勃発、殺生丸が犬夜叉を真の継承者である事を認める形で戦いは決着した。 || 【殺生丸は鉄砕牙の継承者として不適格だった。】 鉄砕牙固有の技として、100の妖怪をなぎ倒す風の傷と、鉄砕牙の奥義・爆流破がある。最大の能力として敵の妖力を奪い、使役する力が挙げられる。その力を持つのはこの世で鉄砕牙と奪鬼という二振りの刀だけだった。ただし、刀の格は奪鬼の方が上であり、鉄砕牙と奪鬼が正面からぶつかれば奪鬼が鉄砕牙の妖力を奪い去る。鉄砕牙は己よりも強い妖力だけを吸収する性質を持ち、鉄砕牙にとって強化に値しない妖怪を斬っても強化はされず、弱い妖怪を斬ったからといって弱体化もしない。鉄砕牙が吸収するほどの妖力は滅多に存在せず、作中で鉄砕牙が会得した能力は極めて珍しい妖術や大妖怪による大規模な妖術ばかりである。また、相手の妖力を封じるわけではないため、妖力を奪っても敵がその妖力を使う事はできる。例として、鉄砕牙は死神鬼から冥道残月破を奪ったが、それによって死神鬼が冥道残月破を使えなくなるわけではない。当初は、刀々斎が一度会得した能力は取れないと犬夜叉に発言していたが、後に、その能力だけを別の刀として切り離す事はできる事が判明する。かつて、鉄砕牙から冥道残月破の能力だけを切り離した妖刀、それが天生牙であった。 【来歴】 犬夜叉の父が自らの左牙を刀々斎に与えて製作させた妖刀。完成した鉄砕牙は、火鼠の衣と共に犬夜叉の母への贈り物となった(*1)。犬夜叉の母の死後は犬夜叉の父の手に渡り、死神鬼との戦いで冥道残月破の妖力を得る。しかし、鉄砕牙を犬夜叉に与えようと考えていた犬夜叉の父は、犬夜叉が冥道残月破を使いこなせる力量に到るまで、鉄砕牙から冥道残月破を切り離す事にした。そうして鉄砕牙から切り離された部分が天生牙である。犬夜叉の父の死後は、鉄砕牙は犬夜叉への形見として妖怪の墓場に安置されていた。そして、殺生丸と犬夜叉の間で鉄砕牙をめぐる継承者の戦いが勃発し、殺生丸が敗北。犬夜叉が鉄砕牙を勝ち取った。 当初は犬夜叉の父の牙のみで構成されており、その時点では鉄砕牙はあくまで父の形見に過ぎず、犬夜叉は父に守られているに過ぎなかった。しかし、悟心鬼によって鉄砕牙を噛み砕かれた際、刀々斎は犬夜叉の牙を鉄砕牙に繋ぎとして打ち込んだ。犬夜叉の牙が加わった事で、鉄砕牙は使用者と犬夜叉の父の実力差に比例して重みを増す刀へと変化した。なお、この時点では犬夜叉は鉄砕牙を一振りするのがやっとであり、殺生丸は少し重くなったという程度には重みを感じている。そして、犬夜叉の父が倒せなかった唯一の妖怪、竜骨精を倒す事で犬夜叉は遂に犬夜叉の父を超え、新たな鉄砕牙を扱えるようになる。この時、鉄砕牙は単なる形見ではなく、犬夜叉自身の刀へと昇華する事になった。 前述の通り、鉄砕牙は敵の妖力を吸収し、使役する力を持っている。犬夜叉が強敵との死闘を潜り抜けるたびに、その妖力を吸収し鉄砕牙は力を増していく。第一の進化に大妖怪・竜骨精との戦いによりいつでも風の傷を出せるようになった新生鉄砕牙。 第二の進化に大妖怪・大獄丸の妖力が宿った血玉珊瑚を斬る事によって結界破りを会得した赤い鉄砕牙。 第三の進化に大妖怪・宝仙鬼から金剛槍破を会得した金剛石の鉄砕牙。 第四の進化に最凶の妖刀・奪鬼の妖力を得た竜鱗の鉄砕牙。 第五の進化に大妖怪・死神鬼の妖術、冥道残月破を会得した黒い鉄砕牙。 他にも、限定的に魍魎丸に対して特攻となる金禍の炎が付与された炎の鉄砕牙も存在する。炎の鉄砕牙で魍魎丸を攻撃すると、魍魎丸が取り込んでいた銀禍の雷が内部から魍魎丸を破壊し苦しめる。銀禍の危険性に気づいた魍魎丸がすぐに銀禍を捨てたため、その後は発動する事はなかった。 【アニメ】 『犬夜叉 劇場版』第三作「天下覇道の剣」では、犬夜叉の母が生きた時代が200年前であり、鉄砕牙も200年前に制作された設定となる。原作と矛盾する設定があり、犬夜叉の父が犬夜叉の母への贈り物としたはずの鉄砕牙を、自分の武器として使用している。また、風の傷を自由に放てるのは新生鉄砕牙からだが、本作では通常の鉄砕牙で犬夜叉の父が人間相手に風の傷を使っている。この作品では、天生牙、叢雲牙と共に三界を制する天下覇道の三剣に数えられているとされる。地界に対応する叢雲牙、天界に対応する天生牙に対し、鉄砕牙は人界に対応している。また、犬夜叉と殺生丸に鉄砕牙と天生牙を与えた理由が叢雲牙を封印するためだったという設定になっており、後に作者から明かされた犬夜叉の父の思惑とは異なる。 『半妖の夜叉姫』爆砕牙を超える最強の二剣の一つ・爆星剣よりもさらに格上の妖刀として登場。爆星剣を用いる麒麟丸に犬夜叉の父は鉄砕牙を使って圧勝している。原作や過去のアニメ設定とは矛盾する描写が多く、『半妖の夜叉姫』は劇場版第三作を基準に制作されているが、劇場版では200年前に制作されていたはずの鉄砕牙を本作では犬夜叉の父が600年以上前から所持している。また、500年前の時点で犬夜叉の父が天生牙を所有しているにも関わらず、鉄砕牙で冥道残月破を使用する矛盾も見受けられる。天生牙は冥道残月破の妖力を切り離して誕生した妖刀であり、天生牙が存在するという事は鉄砕牙で冥道残月破を放つ事は不可能である。 コメント 名前 コメント